美味しいご飯の炊き方

~家庭用電気炊飯器を使っておいしいごはんを炊いてみよう~

 

美味しいご飯の炊き方

 

 ~おいしいごはんの炊き方 電気炊飯器編~

①お米をきちんと量る

お米は、炊飯器に付属の計量カップ(180ml)で、すりきりで量ります。きちんとお米を量ることが、美味しいご飯を炊くための第一ポイントです

お米の計量

ワンポイント「計量カップのない場合は、お米をはかりで量ります。1合あたり150g換算できっちりと量りましょう。」

 

②手早くリズミカルにお米を洗う

最初はたっぷりの水で数回軽く混ぜるようにして手早く洗い、すぐ水を捨てます。

お米を洗う

あとは水を少なめにして2~3回水を替えて洗います。

最後はザルなどに移して水気をキチンと切るとよいでしょう。

 

お米を洗う

ワンポイント「洗米は、お米の表面についているヌカを洗い落とすことが目的です。ゆっくりと洗っていると、お米が汚れた水を吸い込んでしまい、炊き上がりの黄ばみや匂いの原因になるので気をつけましょう。」

 

③大切な水加減をキッチリと

炊飯器の目盛りを守りましょう。炊飯器の目盛りは魚沼産コシヒカリが美味しく炊けるように設定されているといわれています。金崎さんちのお米は、魚沼産コシヒカリと同じ軟質系のお米ですので、その目盛りをそのまま参考にしてください。

炊飯時の水加減

ワンポイント「新米の場合も、特に水を減らす必要はありません。ただ、お料理の用途やお好みに応じて水加減の調整を行ってください。」

 

④ふっくら炊き上げるために、お米に水を吸わせる

夏は20分くらい、冬なら1時間くらいは水に浸しておきましょう。ふっくらしたご飯を炊くコツは、お米にある程度の水を吸わせることです。だからといって長時間の浸水はかえって禁物です。金崎さんちのお米は短時間の浸水をおすすめしています。ちゃんと浸水してから炊飯開始!

電気炊飯器でご飯を炊く

ワンポイント「夏場など浸水させる水の温度が高いと、炊き上がりのご飯が黄ばむ原因になるといわれています。できるだけ冷やした水を使用しましょう。」

 

⑤あわてず、あせらず、じっくり蒸らす

蒸らしは自動炊飯器でもご飯をおいしく炊くポイントです。蒸らしの機能のない炊飯器の場合は、スイッチが切れた後で、そのまま10分~15分程おいてください。これは、最終的にごはんの粒の水分が均一になるようにする為です。もちろん途中でふたを開けることはNGです。

 

 

ワンポイント「炊き上がったら、ふたや釜の上についている水滴をふき取ることで、水分のむらを防ぐことができます。」

 

⑥しっかりほぐして、最後の仕上げ

蒸らしが終わったら、出来るだけ早くご飯をほぐします。炊き上がったまま放置しておくと、蒸れ固まっておいしくなくなってしまいます。釜の底の方からごはん粒をつぶさないように、大きく掘り起こすようにふんわり混ぜます。余分な水分が逃げて、ふっくらとした美味しいごはんに仕上がります。

ご飯のほぐし

ワンポイント「ほぐしはとても重要です。タイミングには十分注意しましょう。」

 

炊きたてご飯

 

以上、正しい方法で炊飯を行えば家庭用の電気炊飯器でもふっくらおいしいご飯を炊くことができます。みなさんも是非お試しください。

 


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